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2006/07/17: "許せない<適切な対応>"

今朝の朝日新聞に、北九州市の市営団地に住んでいた身障者の男性が孤独死していたと言う記事が載っていました。
市側は、昨年の9月にはこの56歳の男性が脱水状態で衰弱しているのを知りながら水道を止めたままにし、生活保護の申請も相談の段階で断っていたんだそうです。

北九州市の保健福祉局では、「亡くなったのは残念だが、適切な対応だった。」と言っているとか。
無職で収入の無い身障者が、水も飲めずに一人で死んでいたと言うのに「適切な対応だった。」とはどう言う事なんだろう。 経過や理由はどうあれ、こんな対応は不適切に決まっています。

事故や警察の捜査ミスなどの言い訳には、必ずと言ってもいいほど「適切な措置だった。」とか「適切な対応だった。」とか「適切な判断だった。」などというセリフが伴います。 事故もミスも<適切な措置>や<適切な対応>をしなかったから起きているんです。 適切な判断をして適切な措置や対応がなされていれば、問題なんて起きるはずがありません。
市民の税金で生活をし、市民に対するサービスこそが職業の市の職員が、市民を死に追いやりながら「適切な対応だった。」とは言語道断もいいところです。