雪まつりの打ち上げは雪

昨夜は21回も続いてきた「大井沢雪まつり」の、最後の打ち上げパーティでした。
70人を超える人たちが集まり、豪華な料理と浴びるほどのビール、酒、焼酎の盛大な宴会となりました。
すっかり春めいた、暖かな日々が続いていたのに、パーティが始まる頃から降り出した雪は、夜には最後の雪まつりを惜しむように、本格的な名残り雪になりました。
一つの終わりは次ぎの始まりです。
元気で明るい大井沢のシニアたちの間では、すでに宴会の席で様々な次ぎのアディアが飛び交い、私までがすっかり元気を貰ってしまいました。
ま、そんな訳で、昼飯は「引き摺りうどん」でも・・・と思ったら、これはすでに昨日の昼に食っていたので、カレーにでもします。
(「引き摺りうどん」: 山形の内陸部の人たちはこれが大好きで、何かにつけて「引き摺りうどん」です。 これ専用のうどんまであります。 要するに、大鍋で大量に茹でたうどんを、鍋ごとテーブルに運んで、各自がうどんを引き摺りだして薬味につけて食うという、極めて単純な食事です。 「釜揚げうどん」の一種とも考えられるんですが、特徴は薬味というか、そのつけダレにあります。
つけダレの基本は、納豆、鯖の水煮缶詰、きざみ葱、醤油です。 ヴァリエーションは色々と有るようで、中にはマヨネーズを加えるなんて人も居ます。
あまり頻繁に食っていると、さすがにうんざりしますが、四半期に一度くらいの頻度でしたらかなり美味しく食べられますね。)
10/03/10 @ 11:19 AM JST [続く……]
なんという暖かさ

夕方、外に出れば六本木の排気ガスの中にでも入ったような、異様な暖かさ。
曇り空なのに気温11℃。 道路沿いの雪の壁からは溶けた水が糸を引いて流れ落ちています。
いつもの防寒靴ではなく、普通のデザートブーツで出かけたら、アスファルトの感触が靴底から直に伝わってきて、まるで裸足であるいているような錯覚を覚えました。
分厚いフェルト底のウェイディング・シューズを、川から上がって、スニーカーに履き替えたときの感触です。
ひぐちさんのBlogに「食べログ 東京・横浜2010」なる本のコメントが載っていて、彼の言っていることがひどく面白くて、しかもこれはなんとかランキング全般に共通するだけじゃなくて、選挙にも当てはまりそうだと納得です。
10/03/05 @ 05:46 PM JST [続く……]
LEVI STRAUSSってジーンズメーカー?

ジーンズを履き替えようとして、いつものジーンズとどこか違うような違和感を覚えました。
生地の感触も違うし、良く見れば縫い目も雑に見えるし、腰に付いている皮製のラベルも変につやがあって光ります。
内側に付いているタグを見たら「Made in Vietnum」と書いてあります。 これは1年ほど前にリーバイ・ジャパンから直接に通販で買ったものなので、贋物のはずはありません。
ふと、他のLeviジーンズの生産国に興味が沸きました。 手持ちの他の4本を見ると、フィリピン、日本が1本ずつ、そして2本が米国製でした。 そして今日のベトナム製ということになります。
米国製の2本は40年ちかく前に買ったもので、かなり色もあせてほころびも目立つのですが、まだ履けそうなので捨てずに置いたものです。
少なくとも40年前までは、この会社は米国内の自社工場か下請けを使ってジーンズを生産し、それを日本に輸出していたことが分かります。 しかし、今はどうなんだろう? 東南アジアの生産拠点は自社工場なんだろうか。
もし、海外の業者がOEM生産したものを単に流通させているだけだとしたら、これはもうメーカーとは呼べないんじゃないだろうか?
同じ意味で、UNIQLOなる日本の会社もただの流通会社にすぎないってことになりそうなんですが、これまで「メーカー」と呼ばれてきた企業は、いつの頃からか「企画・ディザイン会社」や「組み立て工場」、あるいは上記のような流通会社に変わってしまっているのかもしれない。
通販で買う衣料品に粗悪なものが混じるのも、トヨタの車に欠陥が出るのも、自社の社員が自社の工場で製品を作らずに掻き集めた部品を組み立てるだけだったり、OEM製品を右から左に流すだけになってしまったせいなんじゃないかとも思えるんですけどね。
そんな話とは関係ないんですが、ジーンズのラベルを見てびっくりしました。
私のWサイズ(ダブルサイズじゃなくてウェスト回りです。)は40年前と同じなんです。
それと、昔のラベルには「Every Garment Guaranteed」が無かったんですね。 自社工場で生産していた頃にはわざわざそんなことを言う必要も無かったってことなんでしょう。
10/02/23 @ 02:25 PM JST [続く……]
かなり寒い朝

朝6時の散歩はかなり寒く、無風だというのに顔は痺れ、鼻は痛くなり、手袋をはめた手は上着のポケットに突っ込んでいても凍えました。 ベランダの温度計は−14℃まで下がっていました。
我が家の飼い犬にとっては、この程度の寒さは気にもならないらしく、嬉々として雪の上を走り回っています。

小さな沢の岸では水蒸気が結晶化して枯れ枝や草の葉に付着していました。
10/02/22 @ 03:38 PM JST [続く……]
朝日新聞「百年読書会」の「オーパ!」を読む。

朝日新聞の読書欄に連載で掲載されているコラム「百年読書会」が、2月の本として開高健の「オーパ!」を取り上げていました。
釣をしない読書家がどんな風に読むのか、釣をする読書家が何を読み取るのかに興味があって、読み飛ばす程度に毎回読んでいました。
意外だったのは、釣り愛好家からの投書が無かったこと。 釣師は本を読まないのか、朝日新聞を読まないのか、投稿しても取り上げられなかったのか、それともわざわざ投稿をする気にもなれなかったのか・・・。
このコラムを担当している重松清なる作家(らしい)が釣をする人かどうかは知らないけど、「コピーライターとしての開高健の名作<人間らしくやりたいな>の精神は本書にも息づいているのかもしれない。」だなんて、やはり分かってないんだろうなあ。
アマゾンでの釣が終わって帰国する日の空港で、著者は「一瞬で私は滅形し、なじみ深い、荒寥とした、いいようのない憂鬱がたちこめてくる。 これからはもう犯されるままに私は形を失い、澱んで腐った潮溜まりとなって日々をやりすごしてゆくのである。」といった心理状態になっちゃうわけで、集英社文庫236ページの中ほどに書かれたこの2行半を読めば、彼の釣がどんなものなのか分かってしまったような気になります。 それに、彼の釣にはどこかにベトナム戦争での体験を引きずっているような気配を感じることがあります。
昔の私にも週末の釣行だけを考えることで日々をやりすごしていた時期があったし、ロッドケースを抱えながら暗澹たる気持ちで帰りの空港ロビーに座っていたこともあります。
10/02/22 @ 12:06 AM JST [続く……]
やっと−12℃

今年は−10℃以下になることがほとんど無くて、暖かいと思っていたら昨夜は−12℃を下回りました。
雪が締まっていて気持ちがいいので、カンジキを履いて河原に出てみると、柔らかそうな蕾を付けた猫柳を見つけました。
2月もあと10日。 長かった冬ももうすぐ終わりそうな雰囲気です。
正月からベランダに下げていたパンチェッタもかなり水分が抜けたようなので、1階の物置の中に移して熟成させることにしました。
3月になったら試食してみようと思っています。
10/02/18 @ 11:34 AM JST [続く……]
「エコミュゼ」って知ってます?

いつの間にか「<U猫>の日記」が再開されていて、思わず読んじゃいました。
それはそれとして、今年の大井沢はまだ積雪が1m70cmあるかないかと言ったところです。
今日は朝から雪を満載した大型のダンプカーが何台も何台も通り過ぎるので、何をしてるんだろうと思っていたら、27日に開催される雪祭りの会場に雪を運んでいるんだそうです。
大井沢で雪不足だなんて、これも地球温暖化の影響なんでしょうか。
この季節、山形のみならず東北、北海道では雪祭りだらけで、しかも雪不足で地方によってはダンプカー数百台分もの雪を運んだ、などと聞きます。 山形のさくらんぼ農家が、暖かくなり過ぎた山形を見限って北海道に移住したなんてことも聞いたことがあります。 あと10年もすれば、この辺りでも蜜柑の露地栽培ができちゃうんじゃないか、と楽しみにしています。
先日、東北大学や東京大学の先生方がお見えになって、「大井沢エコミュゼ化計画」の話をされていました。
先生方の詳細な調査、分析の内容をうかがっていると、大井沢の自然環境の素晴らしさを改めて思い知らされます。
その素晴らしい自然環境を生かして、エネルギー源を石油から薪と水力に置き換えるだけで現在の大井沢のCO2排出量を95〜6%も削減できるんだそうです。
いや、本当に突っ込みようが無いほどの見事な分析と報告で、ただただ「仰る通りでございます。」とひたすら納得ではありました。
でもね、たった300人きり住んでいない大井沢のCO2排出をゼロにしたからと言って、鳩山さんの削減目標には何の貢献もしないだろうし、年寄りたちが10年も20年もかけて「エコロジカルで地球環境に優しい持続可能な地域社会」(つまりエコミュゼ)を無理やり作ってみても、完成した頃には誰も住んでいなかも知れないし、誰も居なければCO2なんて排出したくても排出できなくなってしまうんだろうし・・・などと考えるのは後ろ向きで良くないですね。
じゃあ、大井沢の人たちが半世紀前のエネルギー消費形態に戻って、2mを超える雪の中から薪用の木材を切り出し、炭を焼き、沢の水を引いた小水力発電に頼る生活を実現したとしても、それは今の都会生活には何の波及効果も期待できないだろうし、ただの「エコミュゼ」と言う名の見世物で終わってしまいそうな気もします。
ま、見世物なら見世物として、それが地域活性化の目玉にでもなればいいんだろうけど、その実現に必要な諸々のリソースをどこに求めればいんだろう? 特に「持続可能な」human resourceは?
しかし、ここには先生方の考える理想郷を創り出すだけの自然環境はありますね。 さて、どうしましょうか?
薪ストーブで暖まって、水力発電でパソコンを使いたい皆さん、大井沢に移住しませんか? 4WDの木炭自動車でブイブイ言わせるなんてのは凄くカッコいいと思いませんか?
雪だって、近年はずいぶんと少なくなっていることですし、山菜だって茸だって豊富だし、旨いし、赤提灯も縄のれんも無いし、クラブやバーだって無いし、無駄金なんて使わなくて済むし、生活習慣病なんてすぐに治っちゃいますよ。
仕事? 生活費? 大井沢に来てまでそんなことで悩むのは愚の骨頂です。
のんびりと雪見酒でもやりながら薪ストーブの炎と美しい季節の移ろいを楽しむのが一番!
(*Ecomusee=仏語らしい。 英語ではEcological Museumってことかな?)
10/02/16 @ 03:43 PM JST [続く……]
ポリシュソーセージは紅茶に浸したマドレーヌ

アメリカ産のポリシュソーセージとスパムを見つけると買わずにはいられません。
どちらにも小さかった子供の頃の味と思い出が詰まっていて、口に入れた途端に昔の田舎の風景や家族たちとの生活が一度に意識の中に広がります。
東北の農村で、麦飯に味噌漬けで育った子どもにとっては、瓶詰めのソーセージやホーメルのスパムはそれはもう奇跡の美味でした。 つくづくアメリカ人に生まれなかった我が身の不幸を嘆いたものです。 アメリカ人だったら、ソーセージやスパムを毎日食べて、シアーズの通販カタログに出ているような豪華でオシャレでカッコいい生活ができるのに・・・と本気で思っていましたね。
食い物というか、その食い物の味や香りのようなもは遠い記憶と密接につながっているような気がします。
昔の記憶がよみがえるせいでもないのでしょうが、とにかくこのポリシュソーセージとスパムだけは今になっても本当に好きです。
この味が恋しいばかりに、以前、材木町の裏通りにあった「シカゴドッグ」へ足繁く通ったものです。 (最近、広尾のナショナル麻布の近くにもホットドッグ専門店ができていて、アメリカ人らしい家族連れなどで結構賑わっているけど、やはり昔の「シカゴドッグ」の方が美味しかったように思うのは気のせいかなあ。)
今になってみれば、ソーセージやスパムを夢のご馳走のように思っていたあの頃の方が、何もかもが珍しくて欲しいものばかりで、飛び上がるほど美味しいものが山ほど有って、なんだかとてもいい時代だったような気もします。
パイナップルの缶詰の味と言ったら、感動のあまり失神しそうでしたね。 (私の曾祖母は、死ぬ間際にお見舞いにいただいたパイナップルの缶詰を口にして、「こんなにうめえ沢庵漬は食ったことがねえ。」とそれはそれは喜んでいたそうです。)
ま、もはや失われてしまった時を求めてみても仕方の無いことなんだけど・・・。
10/02/12 @ 11:52 AM JST [続く……] [コメントなし]
この冬一番の冷え込み、吹雪

猛烈な雪、突風、地吹雪です。
午後2時の気温も−10℃近くまで下がっていて、この冬一番の冷え込みになりました。

50mも離れていないお隣の家が地吹雪で完全にかき消されてしまったりします。
通り過ぎる車はハザードランプを点滅させながら時速20kmほどで走っています。
こんな日は、全ての約束をキャンセルして家に閉じこもり、ストーブの前でギンギンに冷やしたドライマーティニのダブルロlックでもすすりながら、吹き荒れる外の風景を眺めているに限ります。
つまみは種を抜いていないグリーンオリーブの塩漬けです。
10/02/06 @ 03:13 PM JST [続く……]
吉若さん

板東さんから、「吉若さんが亡くなれた。」との電話。
以前から彼の闘病の様子は聞いていたので、ある程度の覚悟は出来ていたのですが、やはりショックで、悲しくて、寂しくて、すっかり涙もろくなっています。
BCNの若い営業責任者、そして編集記者でもあった彼に最初に会ったのはもう20数年も前のことです。
明るくて、親切で、フットワークのいい業界通で、IT業界に入ったばかりで右も左も分からない私に、沢山の沢山の知識と情報をくれました。
どれほど助けられたか分かりません。
来週でも顔を見に行こうかと思っていた矢先です。
遠くに居て、お見舞いにも行けなかったことをとても悔やんでいます。
10/02/04 @ 04:55 PM JST [続く……]
ソフトのコピーが違法だなんて・・・前例踏襲の役人根性

ま、BSAの誰かさんにしてみれば笑い事じゃないってことなんだろうけど、今朝の朝日新聞(山形版)を見て、「相変わらずだなあ・・・。」と思わず笑っちゃいました。 役人たちの「前例踏襲」という美徳がいまだに続いているんですね。
20年以上も前、私がある米国系のソフトウェア会社でマーケティングを担当していた頃なんですが、ある日突然、滋賀県の教育委員会の担当者と称する方から電話をいただきました。
「各中学校、高校へのパソコンを導入する予算はあるのですが、ソフト購入の予算が無いので1本は買わせて貰いますが、あとはコピーソフトを配布したい。」とのことでした。
私は目が点になりましたね。
ソフトウェアの無いパソコンにどんな存在意義があるのか知りませんが、中高でのパソコン教育を推進しようなどと不埒なことを考えていながら、ソフトの購入予算を取らないなんて、まあ、馬鹿と言うか何と言うか・・・。
で、私はその電話に対して、「いえ、それは困ります。 ソフトはパソコンの台数分だけ購入してください。 ただ、パソコン本体をコピーしてソフトの数だけ用意される分には当社からは何のクレームも申し上げません。」とお答えしました。
滋賀県教育委員会のご担当の方は電話の向こうで絶句しておられました。
また、長野県の白馬農協の職員は、わざわざ「ダンボールいっぱいのコピーソフトを持っている。」と自慢の電話をかけてきたことがあります。 当時のアプリケーションソフトにかけらていた、コピー防止のためのプロテクトプログラムを破ったことを自慢したかったようです。
「あなたと話してもしょうがないので、上司の方を電話に出してください。 これは明らかに著作権法違反なので、話によっては白馬農協を告訴するようになるかも知れません。 電話で済むようなことでもありませんので、今からすぐにそちらに伺います。」
なんてことを言って脅したら、途端にしどろもどろ。
後日、地元特産の巨大な漬物セットが送られてきましたけど、送り返しましたね。
昔から、パソコンのアプリケーションソフト違法コピー悪辣ランキングは:
第1位: 小中高の教員
第2位: 地方自治体、公共団体
第3位: 某大手通信会社
なんてことが言われていました。
あるとき、某大手通信会社の本社に呼び出されたことがあります。
私を呼び出した某社の職員によると、社内の違法コピーソフトは14億円分に相当するので、何とか格安に正規ソフトを提供してもらえないだろうか・・・という虫のいい話でした。
先方が出向いて来て、頭を下げるんだったら考えようもあるでしょうが、こちらを呼び出しておいてお茶の一杯も出さずに、ただ同然の価格でソフトを売れだなんて、泥棒が自宅に検察を呼び出して執行猶予を要求しているようなもんです。
もちろん、私は「正規のソフトを正規の価格でご購入いただけないのでしたら、著作権法違反での告訴とそれに伴う損害賠償の請求を検討させていただきます。」てなことを言って帰ってきました。 その後のことは知りません。
その直後に東京国税局から電話があって、また同様の話かと思い、嬉々として電話に出たら、「ストックオプションの所得が申告されておりませんので、出頭してください。」とのこと。 頭に来ましたね。 でも、ここではインスタントコーヒーを出してくれて、「お代わりはいかがですか?」なんてことまで言ってくれました。
そんな訳で、北海道庁では2万本以上、7億円に近い違法コピーソフトが見つかったんだそうだけど、DVDプレイヤーにDVDソフトが無ければ何の意味も無いことは分かっているくせに、IT機器の導入部署の連中はアプリケーションソフトについては意識に無いか、いまだにコピーで間に合うものと思っているらしい。 それが彼らの前例だったんでしょう。
要するに、公の職業に近い連中ほど著作権に関する順法意識が薄いってことなんでしょう。
教員は「子どもたちの教育に使うんだから・・・」と言い、公務員は「公共の仕事に使うんだから・・・」と言い訳します。
でも、テメーらは教員と言う職業で給料を稼ぎ、公務員と言う職業で生活が成り立っているんだから、その月給を稼ぐための手段に法律を犯すなんてのは言語道断。 盗んできた電卓を使っで予算を立て、コンビニで万引きしたボールペンで生徒の試験を採点するのと全く同じです。
もっとも、違法コピーソフトが最も蔓延しているのはソフト業界・・・なんてことを聞かないでもないけど。
10/02/03 @ 02:46 PM JST [続く……]
暖冬よりも暖かな冬

1月ももう終わりだと言うのに、積雪はたったの1.5m、気温6℃、「暖冬」などと単純に呼ぶには暖か過ぎる冬です。
雨の多さもこの冬の特徴です。
昨夜はベッドに入っても暑過ぎて汗ばむほどで、毛布を一枚減らしました。
前山の山肌もまだらに地肌が見えていて、まるで春先の雪解けのころのような風景です。
雪が少なく暖かな方が、体力的にも精神的にも楽でいいんですけどね。

ヒヨドリも食わないカンボクの実。
毒ではないようですが、一度試してみたら苦味と渋みに加えて嫌な臭いが口中に広がる極め付きの不味さでした。
野鳥に果実を食わせて、種子を運ばせるのが実を付ける植物の常識だと思うんですが、そういう点から言えば、この木は非常識なヤツです。
10/01/31 @ 02:58 PM JST [続く……]
晴れれば天国、大井沢の冬

雪の大井沢は晴れれば天国です。
こんなに見事な風景を体験できるのは、この豪雪の地ならではでしょう。
それにしても暖かな冬です。 昨日も雨が降り、やっぱり何かが変です。
(で、腹立たしいことはあるんだけど、馬鹿を相手に腹を立てるのも馬鹿らしくて・・・。)
10/01/29 @ 12:01 PM JST [続く……]
でも、ジョイスは読まないだろうなあ。

今朝の朝日新聞に丸谷才一による「新訳決定版 若い芸術家の肖像(ジェイムス・ジョイス)」の広告が載っていて、「あの難解とされた名作は、こんなにも面白かった」んだそうです。
でも、難解だから名作なんじゃなくて、面白いから名作と呼ばれるんでしょうね。
コピーにつられて、思わずAmazon.co.jpを開きそうになりましたね。
私の手元にも、昭和35年に筑摩書房から出た「若き日の芸術家の肖像」があります。 ペラペラとページをめくってみて、やっぱりAmazonに注文するのは止めました。 いくら丸谷才一の見事な日本語訳でも、あの小説が面白おかしくて、痛快無比に変身する訳がありません。
と言うわけでも無いのですが、最近、「人形のBWH」という彼のエッセー集を読みました。
話題の展開の巧みさは相変わらずで、「わがミシュラン論」なんてのは、その悪文と本の作りの悪さに腹を立てているのかと思ったら、これが実は<すきやばし次郎>に対する批判だったりするんですね。
(ところで、レストランガイドに共通しているあの独特な文体はどこから来ているんだろう? 「仕事がしてある。」といったような、変な表現を使い始めた山本益博辺りが諸悪の根源じゃないか・・・などと疑っているんだけど。)
彼(もちろん山本某じゃありません。)の書評などを読んでいたりすると、「ユリシーズ」だろうが「フィネガンズ・ウェイク」だろうが、「用心棒日月抄」や「剣客商売」と同じくらいお気楽に読み飛ばせそうな気分にさせられちゃいます。
それにしても、この方の博覧強記、知識の広さ、深さにはあきれ果てます。 ま、プロ野球ベイスターズの熱狂的ファンのくせに、このチームの試合をテレビで見てしまうおかげで、どれほど本を読めなかったか・・・などと嘆くような人ですから。
もっとも、私の場合は、いくら読んでも読んだはしから忘れてしまって、少しも蓄積するものがありません。 こんな読書は、時間と本の購入費と、紙資源の無駄のようにも思えるんですが、読んでいるときは結構面白いもんだから、娯楽としてはそれほど悪くはないんじゃないかと思ったりもしています。
でも、ジョイスを読むだけの忍耐力は無いなあ・・・。 それに、ジョイスを面白がるには丸谷才一並みの教養と知識と理解力が必要なんだろうしね。
10/01/24 @ 12:24 PM JST [続く……]
大寒の雪解け

昨日の最高気温は10℃近くまで上がり、今朝まで雨が降り続いていました。
寒河江川は雪解けの濁流になり、川面は押し流されてくる雪の固まりで覆われています。
ここに住み始めて10年、1月のこんな雪解けを見るのは初めてです。
2mを超えていた積雪も1.3mほどに減り、あちこちで雪崩が起きています。 道路は至る所がシャーベット状態になっているので、雪が残っている場所では車のハンドルを取られて車体を振り回されそうになったりします。 ブレーキだって利きませんし、スタッドレス・タイヤだってあまり意味が有りません。 怖いですねえ。 時速30km以下のノロノロ運転です。
今(午前10時)になって、気温はやっと1℃前後。 雨が雪になりました。
明日はまたいつもの冷え込みが戻ってくるとのことで、道路は凍結しちゃうかも知れません。 凍結した道路も嫌なものです。
その凍結した路面に薄っすらと雪が積ったりすると、これはもう最悪ですね。 実に良く滑るので、怖くてブレーキなんて踏めません。
10/01/21 @ 11:05 AM JST [続く……]
小春日和

日中の最高気温5℃。
今日は一転して小春日和のポカポカと暖かな一日でした。 いつものようにフリースの上にゴアテックスを重ね着し、手袋、毛糸の帽子で犬と散歩していると汗ばむほどです。
朝からボンヤリと霞んでいた月山が一瞬淡い夕焼けに染まりました。
せっかく2m以上も積っていた雪も今は30cmも沈んでしまって、1.7mほどです。
しかし、このくらいの積雪だと、冬の大井沢もなかなかのものです。
2m50cmくらいまでは許せますが、3mはちょっと多すぎますね。 たった50cmの差なのに、雪のヴォリューム感、圧迫感は全く変わります。
昨日の夕方、山形新幹線で帰ってくる妻を迎えに天道駅まで行っての帰り、国道112号線を走っているとパトカーと2台の軽トラックが雪の壁に張り付くように止まっていました。 交通事故かな・・・と思ってみると、道路沿いの雪の壁の上に小さなカモシカが居て、下でウロウロしているオジサンたちを見下ろしていました。
パトカーの警察官や軽トラックのオジサンたちは、何かの原因で動けなくなったカモシカの子どもを保護しようとしていたのかも知れません。 あるいは国道に飛び出さないようにと言い聞かせていただけかも知れません。
10/01/19 @ 06:06 PM JST [続く……]
積雪2m

先週の後半から降り続いていた雪がやっと止んで、今朝は日が差しています。
連日、30cmから40cmの雪が降っていたのに、今朝の積雪の深さは2mほどです。
以前に積っていた雪は、新しく降り積もった雪の重さで圧縮されるせいか一気に1mも2mも積ると言うことはありません。
その分、雪が重く、硬くなっているのでしょう。
人も住まず、屋根の雪下ろしもしない家は、庇が壊れ、壁がゆがみ、たった一冬で無残な姿に変わってしまうこともあります。
私の知り合いが、「大井沢の人たちは冬の間だけでも雪の少ないところで暮らせばいいのに・・・。」と言ったことがあります。
もしも、経済的に余裕があって、そんな風に2重の生活が可能だとしても、一冬に数回の屋根の雪下ろしと家の周囲の除雪作業に変わりは無さそうです。
10/01/18 @ 01:32 PM JST [続く……]
この冬一番の雪

朝から猛烈な雪です。
半日で30cm以上も積り、積雪の深さは170cmほどにもなっています。
この雪は明日まで続くとのこと。
積雪は2mを超えそうです。
10/01/13 @ 04:01 PM JST [続く……]
千の風になんてならないで下さい。

2、3日前、NHKのBS2の歌番組で、新井満氏の名曲「千の風になって」を歌っているテノール歌手が居ました。
その歌詞もメロディーも、そして浪々とした歌唱法も、全てが今更ながらにただただ空々しくて嘘っぽく、この歌は彼の芥川賞作家が作り出した薄っぺらなお涙頂戴の世界に過ぎないことが良く分かります。
愛して止まなかった長兄が死にました。
彼の墓の前で、私は号泣することでしょう。
父母や先に死んだ次兄と一緒に、ノンビリとそこに眠っていて欲しいと願っています。
いつか私が行って「兄貴は?」と聞いたときに、両親が「生前からの悪い癖で、風になったり、光になったりしてちっとも墓に落ち着いて居ない。」などと言われるのは不本意です。 眠っている皆を叩き起こして、一緒に飲もうと思って持参した山形の大吟醸を一人で飲むことになります。
妻がふと言っていました。
「お義兄さんて、いつも正座をしていてあぐらをかいているのを見たことが無い。」
言われてみればそうでした。
正座して杯を干しながら政治談議をする長兄と、すぐに酔ってしまってトロトロとしながらモーツアルトやベートーベンを語る次兄、そして一滴の酒も飲まずにアインシュタインやフロイトの矛盾を論じる父と一緒に、ゲラゲラと大笑いをしながら墓石の下で酒を飲もうと思っています。 母は、そんな馬鹿話に興じる馬鹿な男たちに呆れ、グタグタと愚痴を言いながらも、こまごまとした手料理を作ってくれることでしょう。
生と死は表裏一体。 その違いは生きて会えるか、死後に会うかの違いだけ。
でも、決定的な違いですね。
(そうそう、山形では墓石や仏壇の初売りをテレビでしきりに宣伝しています。 こんなものを初売りで売買する理由が分かりません。 初売りで買えば縁起がいいのかも知れませんけど・・・。 仏壇専門店のTVコマーシャルでは、座敷わらしみたいなちょっと気味の悪い幼児が登場して、「オジイチャン、オバアチャン、ボクんちに買いに来てね。」などと叫びます。 このコマーシャルを見る度に、オジイチャンやオバアチャンは誰のために仏壇を買うんだろうと興味が沸きます。)
10/01/12 @ 11:10 AM JST [続く……]
吹雪、吹雪・・・晴れ、吹雪、吹雪・・・

4日も吹雪が続いて、やっと1日だけ日が差したと思ったらまた吹雪、吹雪です。
いかにも大井沢らしい雪の降り方なんですが、さすがに太陽の光と青い空が恋しくなります。
穏やかな天気の朝はいたるところに動物の足跡があります。
我が家の前にも山ウサギの足跡。 そして台所の外にはイタチの小さな足跡がありました。
ベランダに吊るした妻の凍み餅も野鳥たちの攻撃を受け始めています。
10/01/06 @ 02:15 PM JST [続く……]
寒風の恵み

ベランダで豚バラ肉を寒風に晒し、パンチェッタを作っています。
妻は凍み餅です。
大井沢の凍み餅は、うるち米を柔らかく炊いて冷凍乾燥する保存食です。
油で揚げて砂糖をまぶすと、オコシのような食感のお菓子になります。
パンチェッタも凍み餅も、完成するのは2〜3ヵ月後です。
正に寒風の恵みです。
10/01/05 @ 12:45 PM JST [続く……]
謹賀新年

穏やかで雪の少ない年末から一転して大荒れの新年です。
地吹雪、横殴りの雪、家がきしむほどの夜通しの突風・・・。
正月のこの天候で一年を占うつもりなんてのは毛頭無くて、ただ犬の散歩が大変です。
10/01/02 @ 06:21 PM JST [続く……]
お遍路に行かなくても絶品讃岐うどん

樋口さんが高松で食べる讃岐うどんのことを書いていて、私も死ぬ前にもう一度、あの本場のうどんを味わたい・・・とコメントしたら、「八十八箇所のお遍路のついでにでもどうぞ。」とのこと。
確かに、パソコンソフトの業界に居た頃の悪行の数々を考えれば、樋口さんの言う通り八十八箇所巡りでもしてただひたすらにユーザーの皆様方のその後のご無事と平安を祈らないことには美味しいうどんも食えません。
そんな訳で、季節が良くなったら釣竿でも持って八十八箇所巡りにでも出かけようかなどと思い悩んでいたら、なんと高松の「手打十段 うどんばか一代」のうどんが届きました。 樋口さんが「ついついカッとなって送ってしまった」んだそうです。
これで悩みは一気に解消。 お遍路計画は中止です。
ま、ソフトのバグを「仕様です。」と言い張って誤魔化したり、「1−2−3 Note」や「Harmony」などという怪しげなソフトを売ったからと言って、考えてみればそんなことは日常茶飯事の些細なことですし・・・。
09/12/28 @ 11:00 AM JST [続く……]
全面凍結

凍結した道路を通り過ぎる車の音はバリバリ、ガリガリと騒々しくて太平の眠りを妨げます。
飼い犬に催促されて出かける朝の散歩も、スパイク付きのゴム長を履いているのに、凍りついた路面におっかなびっくりで体がこわばり、家に帰りついた頃にはすっかり肩こり状態です。
09/12/25 @ 09:42 PM JST [続く……]
なぜか「キャサリン」

極寒の地、知床は標津町から届いた本格手造りサーモンジャーキーの名は、なぜか「キャサリン」。
英語ではKatharine? Katherine? それともKathleen?
思うに、製造元の社長さん(言わずもがなですが、私は彼の顔も名前も全く知りません。)はススキノ辺りのキャサリンちゃんだかキャシーちゃんだか、あるいはカテリーナちゃんだかにこだわっていてのネーミングじゃないか・・・などと推測してるんですが、案外、本当だったりして・・・。(奥様には内緒だけどね。 もちろん、私は若くてとてもお美しい奥様も知りません。)
そんな訳で、名前の由来はちょっと不純かも知れないけど、美味しいです。 商品ロゴのショッキングピンクがいいですね。
ブラックペパーがピリリと効いて、噛むほどに北の海の芳醇な旨みが口に広がります。 ウィスキー、特にバーボンかコーンウィスキーにでも合いそうな味です。
そう言えば、標津漁協の直売店には「ペッパー鮭部」なんてのが有ったような気がします。 「イケ麺」などというホタテラーメンも売り出し中だし、標津産の商品には不思議な名前のものがありますねえ。
ちなみにこの「キャサリン」は、ススキノじゃなくて札幌市狸小路の道産品ショップで買えるらしい。
09/12/24 @ 11:20 AM JST [続く……]