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2002/09/18: "大井沢一の暇人"

先日、酔った大原さんから
「柳沼さんは大井沢で一番の暇人なんだから、暇にまかせて山荒らしをしちゃあいけないよ。」
などとイエローカードを出されてしまいました。
私が「大井沢で一番の暇人」であることに反論するつもりはありませんが、「山荒らし」ってのはしっかりと反論をしておく必要がありそうです。

正直のところ、ここ大井沢近辺の山の中には怖くて一人で入って行く気にはなれません。 うっかり入り込んでしまったら、無事に戻ってこれる自信は全くありません。
先日、努さんに連れられてトビタケを採りに行ったときも、入山した場所は知っていましたが、どこをどう歩いてきたのか全く見当もつきませんでした。 同じ場所にもう一度、と言われても絶対に行けないでしょうし、戻れないでしょう。 それに、最近は熊も増えているとのことですし。
この辺りの山林は私有地、各部落毎の共有地、国有林などが複雑に入り組んでいるらしく、新参者にはどこがどうなのか全くわかりません。
そんなところにノコノコと迷い込んでしまって余計な誤解を招くなんてのも真っ平です。 それに、地元の皆さんにとっては山菜やキノコは重要な生活の糧かもしれませんし、大きな楽しみでもあるのでしょうから、それらを侵害するなんてことは以ての外だと考えています。
この春に我が家で楽しんだフキノトウ、ミズ、タラの芽などは道端や川原で採ってきたものばかり。 セリや三つ葉は土地の所有者にその都度お断りして摘ませていただいたもの。 山の花1本を採るにも山の持ち主に許可をもらうようにしています。
そのルールは都会だろうが山村だろうが全く変わりの無いことで、要するにごく当たり前の「常識」だと思っています。
それは、都会から押し寄せる山菜取りやキノコ採りの人たちにも全く同じことが言える訳なんですが、彼らはその辺のことを知りながらも無視している「確信犯」なのか、それともノーテンキで何も考えていない単なる「バカ」なのか・・・。
それにしても、都会や近郊から押し寄せる人たちの乱暴狼藉には目に余るものがありますよ。
木の芽を採るために木を切り倒す、ヤマブドウを採るためにツルが絡んでいる木までも倒す、生活のために栽培している山菜やキノコを大量に盗んでゆく、採るには早すぎるキノコや遅すぎるキノコまで根こそぎ持ち帰る・・・。
1000円、2000円で食べきれないほど買えると言うのに、まるで密漁釣り人と同じです。

ま、大原さん、そんな連中と同じにはしないで下さいね。 でも、マイタケ採りには行きたいなあ。