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2002/03/30: "チライ・アパッポ"

北海道スポーツフィッシング協会から会報「チライ・アパッポ」が届きました。
「チライ・アパッポ」という言葉は多分アイヌ語なんでしょうが、どんな意味なんでしょう? 機会があったら藤本さんに訊いてみようと思います。

この会報に興味を引く話題が載ってました。
カラフトマスを釣るために知床半島先端まで船で渡る話を色々なところで聞いたり、誘われたりしますが、この地域は「特別保護区」として環境庁により立ち入りが制限されているんだそうです。 しかし、何の罰則規定もないために釣り人も渡船業者も「立ち入り制限区域」であることを無視しているようです。
こうなると、釣りという行為そのものが環境破壊に直結していることになってしまいます。 罰則規定が無いからといってルールが守れないのなら、それは明らかに「スポーツ」ではないし、遊びだとしても極めて下品な遊びだし、人間としても卑劣だと思います。 確かに釣り人としての「欲望」を抑えるということは大変難しいことなんでしょうが、「いい釣り」をするためには後味の悪いこと、後ろめたさの残るようなことは止めるべきでしょう。
釣り環境を破壊しているのは何も林道工事や開発事業に限ったことではなく、「自分さえ釣れればいい」という釣り人の利己主義こそが最大の要因だと思います。

それにしても、「チライ・アパッポ」って何のことなんだろう? 魚の名前ですか?

返答: コメント2通

アイヌ語でチライは・・・イトウ(日本最大の淡水魚)

同じくアパッポは・・・咲く花を意味します。

要約するとイトウが来る春一番に咲く花「福寿草」のアイヌ語名です。

雪と氷に閉ざされる冬が終わり、新鮮なタンパク源としてイトウは、貴重な魚だったようです。

北海道の地名の多くもアイヌ語を無理やり和名に変えたのが多い事から読むことが出来ない市町村名が多いのも特徴です。

Yasushi Fujimoto さんからの 2002/04/04 08:31 AM JST のコメント

魚の名前かな?と推測してたんですが、福寿草ですか。 「イトウの来る春一番の花」、アイヌ名って地名を含めて本当に詩的ですね。
これで喉に刺さっていたコマイの小骨が取れた感じです。

ここ大井沢でも雪解けと同時に「チライ・アパッポ」がいっせいに咲き始めています。
今年は北海道での釣りをまじめにやろうと思ってます。

Hiroyuki Yaginuma さんからの 2002/04/04 09:20 PM JST のコメント