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2002/03/30: "1/4年が過ぎました。"

大井沢で1年の4分の1を過ごしました。
昨日からベランダの下にある池に40cmほどのニジマスが姿を見せています。 まだ底にへばりついたままじっとしていますがこのニジマスは昨年の12月に私たちが超してきた時以来の隣人(隣魚?)で、雪に埋まった池の中でどんな生活をしているのか心がかりでした。

東京から知人が二人、朝日山の家に1泊して帰りました。 仕事目的の訪問だったのですが、川の条件はそれほど良くなかったにも関わらずそこそこの釣りができたと言って帰りました。 「釣れた。」と言われると何とはなしにほっとします。

Foxfireがブランドとして世に出てから今年で20周年なんだそうです。 そんな訳で、記念のバンブーロッド(7’6”/#3/2-pc/2-tip、17万円、20本限定)が発売されたそうです。 なんでも、ロッドケースがとてもカッコいいそうで、お隣さんもちょっと心が揺れている様子です。
東京の某氏(妙高で合宿、会議の真っ最中)に電話をして、「Foxfire20周年記念バンブーロッドって知ってる?」 さすがはN.Y.(ニューヨークではありません。)氏、既にロッドの詳細をご存知でした。 (買うのかなあ? 買うんだろうなあ・・・。)

大井沢の人たちだけで「大井沢FFC」みたいなグループを作れないだろうか・・・などと思い始めています。 気楽に楽しんで釣りが出来、フライを始めたばかりの小学生たちやこれから始めようとする大人や子供たちにフライフィッシングの楽しみみたなものを伝えられればいいなあ・・・くらいのノリです。
C&Rがどうとか、自然保護がなんたら、なんてのはどうも性に合いません。

雪解け水で増水した川で釣り人が一人だけフライロッドを振っています。
今年は部落内での雪解けが例年に比べて1ヶ月も早く、川の中州の雪も早々と姿を消しつつありますが、山の積雪量は例年通りなので雪代が長く続くのではないかとの話も聞きます。 今年の降水量が特に少なかった訳ではなく、低地では雨となって雪を解かしているときでも山では雪だったのでしょう。
今朝も大井沢川からの強い濁りが流れ込んでいます。 第一砂防ダムのスリット工事によって、それまで溜まっていた土砂が流出して来ていて、下流の部落ではかなりの迷惑をこうむっているようです。 実質的な被害がどの程度なのか、いったい被害や迷惑がいつまで続くのか知りませんが、長期的な見方をすれが砂防ダムにスリットを入れることのメリットの方が大きいはずです。
それにしても、28日の夜に行われた行政側と工事業者による地元住民に対する説明会は曖昧な応答に終始して、私のような「半部外者」(あるいは「中途地元民」)にとってはかなり分かりにくいものでした。
「しばらくの間は・・・」、「多少は・・・」、「その内には・・・」、「様子を見ながら・・・」、「住民の皆さんとご相談しながら・・・」、「検討中で・・・」、「これからの検討事項として・・・」、「将来的には・・・」、「計画としてはありますが・・・」、「この場での即答は・・・」、「具体的にはちょっと・・・」などという言葉の連続で、最後に「と、まあ、そう言うことで、今後は様子を見ながら住民の皆さんのご意見もお伺いして・・・」とめでたく説明会が終わりました。
しかし、このような集会に参加して多くの人たちの考えを聞き、多様な情報を得ることは田舎暮らしではとても重要です。 情報源が限定されればされるほど偏った見方に流され、間違った判断に陥る危険性が加速されます。(だからと言って、何かとんでもない事が起きるわけでもないんでしょうが。)

先ほどのフライマンが対岸の護岸の上からラインをたらして、みゃく釣りのようなことをしています。 ロッドは#3か#4の柔らかそうなショートロッド、万が一魚がかかってしまったらどうするつもりなんでしょうね。