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2002/03/08: "化かされた？"

今夜は本格的な雪になり、ベランダの温度計も零下３度まで下がっています。
先日の動物写真家は我が家の前にワゴン車を止めて二晩ねばりましたが、満足できるシャッターチャンスは無かったそうです。
タヌキは割合にのんびりしていると言うか鈍感でユーモラスですが、キツネはかなり神経質です。　我が家の（？）キツネも見慣れない車が止まっていたのでかなり神経質になっていたのかもしれません。　それなのに今夜もサンドイッチの残りをすっかり平らげて帰りました。
先日の夜、人家の途切れたところを走っていると道路の真中をタヌキがむくむくしながら歩いています。　とっさにブレーキを踏んだのですが間に合わず、車の下に入ってしまいました。　ゴツゴツンと鈍い音がしたので、駄目かなと思いながらも車を止めて確認したのですがタヌキの姿が見えません。　変に思って車をUターンさせて戻ってみると、かなり先の方をタヌキがとことこ走っています。　車で近づいても慌てる風でもなく、時折振り返ったりしながら走ってゆきます。　車のライトでよく見ても痛んでいる様子もなく、車の前を走りつづけています。　そのうち、雪の壁が低くなったところを見つけて森の中にもぐりこんでゆきました。
あのタヌキが本当に大丈夫だったのかどうか、今でも気になってるんですが、ちょっとタヌキに化かされたような感じも残っています。

昨日、雨の中で１時間ほど釣りをしました。　３０ｍほどの区間で３５ｃｍ、４０ｃｍ、５０ｃｍの３匹。　全てニジマスでした。　いずれも大きな沈み岩の周りについていてかなりのファイトをします。　大井沢川出会いから下流は大井沢川からのにごりがひどく、釣りにはなりませんでした。
昨日の釣り人は私の他には仙台からの若い男性が一人だけ。　彼も昼過ぎには帰ってゆきました。