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2007/11/26: "ミシュランガイド東京"
昨日、名醸美薫「山形正宗」と山形グランドホテルのフランスパン各種を手土産に訪ねてきてくれた知人が、発行されたばかりの「ミシュランガイド東京」を見せてくれました。 リストアップされている店のほとんどは名前だけは知っているけど行ったこともないレストランや料亭ばかりで、今の私にとっては縁もなければ興味も沸きません。
ただ、拾い読みをしながらふと疑問に思ったのは、このガイドブックは誰のために何を目的に発行された本なんだろうと言うこと。
まさかこのガイドブックを持って、ミシュランのタイヤを履いた車で東京をドライブしようなどというバカは居ないだろうし、タイヤじゃ儲からなくなってるんでガイドブックでも発行して少しでも稼ごうとしているのか、あるいは庶民には関係の無い店を星の数やフォークとスプーンでランク付けすることによって高級料理屋の見栄や自惚れを更に煽り立てようとしているのか、どうもよく分かりません。
多分、某商社辺りが自衛隊に戦闘機やチャフの発射装置を売り込もうとしたり、水増し請求を見逃して貰ったりなんてときにはすごく役立ちそうな気もしますし、某防衛省の役人なんかもオフィスの机の引き出しに忍ばせておいて、時おり取り出しては「次はどの店で接待させようか・・・。」などと思い巡らす楽しみにも持ってこいでしょうね。
私の貧しい発想では、上記以外の使い道が思い浮かびません。
とまあ、そんなことを想像していたら、この本にリストアップされた店にだけは行きたくない・・・なんてことを思ったりもするのですが、万が一、何かの間違いで三つ星レストランなんてとこに招待されたりしたらもちろん喜んですっ飛んで行きます。 一つ星でも何でもいいや。