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2006/11/14: "憂鬱な散歩"

雨の日の朝６時はまだ薄暗くて、犬に無理やり連れ出される散歩は憂鬱です。
もう３日もこんな日が続いています。

でも、大井沢は犬が暮らすにはいい環境だと思います。
水も空気も澄んでいて、野山が在り、岩魚の住む沢が在り、野生の兎を追い回し、狐に振り切られ、テンを追って藪に飛び込み、ハクビシンに興奮し、目の前の藪から飛び立ったヤマドリに驚き、リードを付けなければならないのは村の中を歩くときだけです。
こんなところでは、犬は長生きすると言われます。
犬だけではなくて、飼い主までもが長生きしそうで心配です。