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2004/10/05: "日本の魚はどこへ行ったんだろう?"

天童市にあるスーパーストアの折込みチラシを見ていたら、アメリカ産開きホッケ、アメリカ産ソフト身欠にしん、ロシア産赤魚粕漬け、オランダ産開きあじ、チリ産サーモン刺身・・・と、見事に輸入魚介類ばかりが並んでいます。
そう言えば、寒河江市のスーパーでも輸入ものの魚介類が中心です。 「暮らしの手帖」にも北海道の魚屋には輸入品ばかり・・・と言ったような特集記事が出ていました。
日本近海で捕れたり、日本の漁船が捕った魚はどこに行ってるんでしょう?

東京では輸入物の魚介類を見ることが少なかったように思います。
山形に越して来て驚いたことのひとつに魚の干物や冷凍物の安さと、輸入魚介類の多さがありましたが、国産の物は高い価格で売れる東京や大阪などの大都会に集中してしまって、地方へは回って来ないということなのかもしれません。
最近食べた日本近海の魚と言えば、サンマとイカくらいのものです。
山形でも、日本海に面した酒田や鶴岡に行けば近海物の魚介類が手に入るのかも知れませんが、わざわざ魚を買いに鶴岡まで出かける気にはなれません。 それでも、年に何度かは狂ったように新鮮な刺身を食べたくなるときがあります。

今朝の新聞に面白い記事が載っていました。
「山形県特産のサクランボ果汁100%と宣伝していた山形土産のお菓子の原材料は実は100%輸入リンゴの濃縮果汁だった・・・」と言うんです。
「さくらんぼグミ」というお菓子で、製造元は札幌の業者、販売元は長野の業者で、売られていたのが山形県内の土産物店というんですから、かなり滑稽な話です。 人気商品だったそうです。
昔、姉がアメリカから買って来てくれたお土産に「Made in Japan」と刻印されていたなんてこともありましたが、ま、原産地や加工地域とは関係なしに、スナック菓子や缶ビールなどによく見られる「地域限定商品」とでも思えばいいんでしょうね。 
そんな訳で、私はお土産品や缶詰などのラベルを読むのが趣味です。 結構面白い発見があります。