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2004/05/28: "ジュラシック・ガガンボ？"

今朝、目が覚めてふと窓を見たら、こんなヤツが貼り付いて部屋を覗き込んでいました。　まるで、ガガンボのジュラシックバージョン。　驚きます。
体長６ｃｍほど、足の長さまで入れるとかなり巨大です。　一瞬、ヘビトンボ？とも思ったんですが、違いますよね。
何だか分かりません。　そっと窓を開けて、ピンセットでつまもうとしたら意外に身軽に飛び去りました。

鈴野藤夫氏の「山漁」（農文協）を読むと、「孫太郎虫」なるものの記載があって、写真も載っているのですが、これが結構インパクトのある代物なんですね。　ヘビトンボの幼虫を燻製にしたものらしいのですが、「小児五疳の妙薬」なんだそうです。

この「山漁」は山女、岩魚などのいわゆる渓流魚に関する諸々を５５０ページもの本にまとめたものなんですが、釣りに興味の無い人にも一読をお勧めします。　魚を通して伝統的な山の生活が見えてきます。
巻末の膨大な参考文献リストを見ているだけでも楽しくなります。

ところで、この農文協（農山漁村文化協会）が出版している本には興味深いものが沢山あります。
特に、「日本の食生活全集」（全５０巻）とか「ふるさとの家庭料理」（全２０巻）なんて、これはもうコレクターズアイテムと言ってもいいほどの魅力です。　欲しくてよだれが出ているのですが、残念ながら高価過ぎて揃えられません。　「日本の食生活全集」〜アイヌ編だけでもとても興味があります。

返答: コメント2通

yaginumaさんこんにちは。

自分もむかし、餌釣りをしているとき(今はほとんどF.F.ですが)に、餌の川虫をとるために石をひっくり返したら、赤黒い孫太郎虫が現れてゾッとしたことがあります。

何かのTV番組で見たんですが、昔は宮城県白石市の斉川が特産地だったらいいです。最近は捕れる数が減ったそうです。孫太郎虫は水のきれいな川にしか住めないので、数の減少は水の汚れが進んでいることの現われでは？という話です。

大井沢あたりは孫太郎虫がいそうな気がしますがどうでしょうか？

きみひこ さんからの 2004/05/28 01:54 PM JST のコメント

ヘビトンボはよく見ますから、当然幼虫も居るんでしょうね。

Yaginuma さんからの 2004/05/28 06:06 PM JST のコメント