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2004/03/12: "らしい、らしくない・・・"

世の中には「ピッタリとはまっているわけじゃないけど、際立って違和感も感じない」という存在の人がいるかと思えば、「これはらしくないなあ・・・。」などと非常に違和感を感じさせる人もいます。

原田さんが初台あたりのマクドナルドで店頭研修をしているってんで、是非見物に行きたいものだと思っていたら友人のホームページに楽しそうな研修姿が載ってました。
これが「サマになっている。」とは言えないまでも、想像していたよりは違和感が無いんです。　ま、そう言うタイプの人なんでしょうね。　前職での印象もそんな風でしたから。

ところが、ソフトバンクＢＢの宮内さんが記者会見で頭を下げている風景はどう見ても「らしくない。」ですね。
彼が傲慢な人間で人に頭を下げるようなタイプじゃない、という意味ではなくて、むしろその逆なんですが、あんな席に引っ張り出されて馬鹿な記者連中に吊るし上げを喰らうなんてのは絶対に彼らしくないし、とても気の毒です。　それに少しも似合いません。
ところが、孫さんは違います。　お詫びや土下座が実にサマになりそうな雰囲気です。
要するに、孫さんの場合は如何様にも自由自在に演技が出来ちゃうし、どんな役割でもこなせちゃう才能もハッタリも持っているけど、宮内さんには裏も表も無くて（有るのかもしれませんが、そんな雰囲気です。）、単なるセレモニーに過ぎない「記者会見でのお詫び」でさえもとてもかわいそうで同情してしまいます。
あんなのは宮内さんらしくないし、全くサマになってません。

ところで、あの記者会見で3人揃って頭を下げるというスタイルはいつから始まったんでしょう？
どっかの証券会社の社長が「社員は悪くないんです！」と絶叫して大泣きしたとき以来のような気もするけど・・・。
3人だと何とはなしに責任が分散されるようで、少しは気休めにでもなるのかな？