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2002/04/12: "BCN"

BCN4月1日号と8日号が届きました。
もちろん、4月1日号から読みました。 4月1日の日付けなので、どうせ嘘八百が並んでるんだろうなどと思いながら眞柄さんのコメントや「会員50万人を目指すコミュニテイソフト」なんてのを読んでたんですが、8日号も似たような調子なので「あれ? 4月1日号もマジ?」なんて半信半疑になっちゃいました。

いわゆる「パソコン業界」なるものから離れてもう3年になりますが、まったくの部外者として「BCN」を読んで見るとそれはそれで面白いものです。 「釣り業界なんて狭い世界だよ。」などとよく言われますが、外に出て見ればパソコン業界もそれほど広い世界じゃなさそうに見えます。 BCNの記事で見れば、「パソコンリサイクル料金の表示方法でJEITAと小売現場の意見が別れている。」なんてバカバカしいだけだし、「ヤマダ電機とNEBA5社の対決」なんて別にどうでもいいことだし・・・。

とは言っても、「IT」って何なんでしょうね?
もし、「IT」がそのまま「Information Technology」を意味するんだったら、それは「インフラ」のはずだし、そのインフラとしての「IT」が満遍なく普及すれば世に言う「Digital Divide」なんてことも末端ユーザーの問題として終わってしまうと思います。 Internetなんて興味もなければ聞いたこともないようなジーさん、バーさんにボケ防止のパソコン教室を開いたからってそんなものは「Digital Divide」の解消にも何にもならなくて単に「ボケ防止」じゃないんでしょうか。
山形県西村山郡西川町大井沢に住んでいてつくづく思うことは、大都市に比較しての通信コストの高さです。 私が住んでいた東京都港区ではケーブルTVのInternetサービス料金が家族4人で総額月々5千数百円(もちろんつなぎっ放し)でしたが、この大井沢にはケーブルTVはもちろんADSLさえありません。 もし、ここで東京と同様のInternetの使い方をしたら、「月々10数万円 x 家族の人数」という事になってしまいます。
「Digital Divide」などと日本人の98%は理解していないような用語を使って、何かとてもカッコいいような気分になっている「業界」関係者や政治家たちには「IT」や「Digital Divide」が本当に持つ意味合いが何も解かっていないのではないかとさえ思えてなりません。
ま、山ん中に住んで魚を釣って山菜を食ってる人間にとってはITだろうがDigital Divideだろうがどうでもいいことなんですがね。 インターネットが無くたって、別に生活には支障が無いし・・・。