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やっと晴れ間
Kurobuchi102711 (115k image)
降ったり止んだりの寒くて鬱陶しい日が続きました。
やっと日が差していますが、今年の紅葉はあまりきれいではありません。
11/10/27 @ 11:28 AM JST [続く……]

庭先のコガネタケ
Koganetake101911 (296k image)
3年ほど前に、庭先に生えているきな粉をまぶしたような、きれいな黄色の茸を見つけました。
図鑑で調べると、どうやら「コガネタケ」らしい。 ちょっと汗臭いような特有の匂いがします。
毒ではないとのことなので、きな粉を洗い流し、バターで炒めて食べてみました。 特有の匂いは消えて、エリンギに近い歯ざわりの不味くはない味でした。 かなり大きく育つ茸なので、それなりに食べ応えがあります。
今朝、窓のカーテンを開けると、庭先の草むらの中で卵の黄身を並べたように頭を出しているコガネタケが見えました。
11/10/19 @ 11:35 AM JST [続く……]



カメムシはユビキタス
Kamemushi101911 (45k image)
ふと、10年以上も前の流行語「ユビキタス」を思い出しました。
この季節、大井沢のカメムシは至る所に居ます。 家の周りはもちろんのこと、窓ガラスにも窓枠にも、ベランダの床にも、家の中にも、外に干した洗濯物の中にも、とにかくどこにでもカメムシが居ます。
日が当たるコンクリートの床などは、足の踏み場も無いほどで、箒で掃き集めて捨てなければなりません。
この季節になると、集団で越冬するために寒さと雪を避けられる人家に集まってくるようです。
専用の防虫剤も市販されていますが、100%の効果はありません。
アブ同様に、カメムシも大井沢の特産品だと思って諦めるきりありませんね。
11/10/19 @ 11:14 AM JST [続く……]

キノコと虫ばかり食ってます。
Inago100811 (98k image)
大鍋でイナゴの佃煮を作っています。
妻が捕ってきた1,000匹以上のイナゴです。
長年の経験と、私の研ぎ澄まされた味覚で確立したレシピは門外不出。

Hachinosu100611 (141k image)
地蜂の巣をいただきました。
秋になると、地蜂は山の斜面や土手などの水はけのいいところに穴を掘って巣を作ります。
子供の頃、村の悪ガキたちと一緒に、あちこち刺されながら夢中になって捕ったものです。 フライパンで乾煎りをすると、香ばしくて甘くて、絶好のオヤツだったのですが、大人たちの酒のつまみとして強奪されてしまうこともありました。

ところで、食材としての昆虫や昆虫料理の話はほとんど読んだことがありません。
開高健の「孔雀の舌」にも、石毛直道の「食いしん坊の民俗学」にも、ジェシカ・クーパーの「人類学者のクッキングブック」にも、虫を食う話は出て来ません。
実際には、かなり多くの民族が昆虫を食っているはずなのに、意識的になのか、あるいは無意識になのか、昆虫食は無視される傾向にあるらしい。
唯一、私が読んだ本の中で、かなり詳しく昆虫食を取り上げているのが、マーヴィン・ハリスの「食と文化の謎」(岩波書店)です。
彼によると、イスラエルの昆虫学者フランツ・ボーデンハイマーは、「南極をのぞいたすべての大陸で昆虫を食べる事実を明らかにした。」とのことだし、ヨーロッパ人自身も19世紀辺りまでは昆虫を食うことがあったらしい。
アリストテレスは、「セミは最後の脱皮前のさなぎがもっとも味がよく・・・云々」と言っていて、アリストファネスはバッタを「四つの羽のある鳥」と称して、「アテネの貧しい人々が食べる。」なんてことを書いてるそうです。
現代のヨーロッパ人やアメリカ人が食材としての昆虫をひどく毛嫌いするのは、要するに昆虫やその幼虫が持つイメージの問題なんでしょうね。 現代日本人の大多数だって、イナゴや蜂の子、あるいは蚕のサナギやザザムシなんて見るのも嫌だろうし、食わなくても別に困ることもないし、多分、日本の食文化からも、イナゴや蜂の子は消えて行くんでしょうね。
それはそれとして、東京に居る友人、知人たちは、どうしてあんなにも毎日毎日、ひどく旨そうなものばかり食ってるんだろう?
牛の頬肉乗せバターライスだの、木耳卵丼だの、うな重だのって許せないね。
11/10/12 @ 10:33 AM JST [続く……]

ハナイグチ(ラクヨウモダシ)
Iguchi101111 (99k image)
朝から集落総出の水路修理作業で、私も泥だらけになりながらお手伝いをさせていただきました。
ご褒美は帰り道で見つけたハナイグチ(大井沢ではラクヨウモダシと呼びます。)です。
ぬめりがあって、味噌汁にするとナメコよりも美味しいくらいのいい出汁が出ます。
私の故郷ではごくありふれたキノコで、近くの山に入れば子供でも簡単に見つけることができました。 そのせいか、あまり珍重されることもなく、家に持ち帰っても、大人たちは「なんだ、イグチか・・・。」と言うだけで、褒めてもくれませんでした。
母親だけは、夕食の味噌汁の具ができたので喜んでいましたけど。
11/10/11 @ 03:44 PM JST [続く……]

ハタケシメジ
Hatakeshimeji100811 (107k image)
ハタケシメジは歯ざわりも良く、いい出汁も出て美味しいキノコです。
割合身近なところに群生していたりするので、意外な大収穫に恵まれることがあります。
昼は、うどんの汁にしようと思います。
夜は、肉豆腐の具に加えようか・・・などと考えています。
11/10/08 @ 12:58 PM JST [続く……]

山は雪
Gassan100411 (67k image)
寒い日が続き、しばらくぶりに姿を見せた月山はすでに雪をかぶっています。
大井沢では春も、夏も、そして秋も一瞬に過ぎてしまって、冬が終わればすぐに冬です。
11/10/04 @ 10:19 AM JST [続く……]

あはれ 秋風よ・・・
Sticker100111 (97k image)
福島県いわき市から銀色に光る見事なさんまが届きました。
箱を見れば、こんなステッカーが貼り付けてありす。

という訳で、佐藤春夫風に・・・

あはれ
秋風よ
情あらば伝へてよ
・・・男ありて
今日の夕餉に 妻とふたり
故郷のさんまを食ひて
涙をながす と。
11/10/01 @ 11:50 AM JST [続く……]