鍋磨きに迷って

初めて中華鍋を使ったのが何年前のことだったのか記憶に無いのですが、多分40年近くにはなるでしょう。
それ以来、中華鍋やフライパンの手入れ方法や磨き方を直接料理人にアドバイスを受けたり、テレビで教えられたり、料理本に載っているを読んだりして試行錯誤を繰り返して来ましたが、とうとうチャーハンが焦げ付かない鍋もオムレツがへばりつかないフライパンも育て上げることができませんでした。
で、私のように中華鍋もフライパンも使うのは週に一度か二度というような人間にとって、鉄鍋類の最高の手入れ方法は使い終わったらただひたすら油を洗い流し、クレンザーで汚れを落とし、火にかけて水分を飛ばして置く以外にはないということを学習しました。
プロのように毎日毎日、日に何時間も使い続けるんでしたら油が滲みこんで黒光りのする鍋を作り上げることも可能でしょうが、たまに使うだけなら鍋に塗った油が酸化してしまって始末に終えなくなるだけです。
テレビや料理本でプロたちが教えていることは、プロの手法としては正しいのでしょうが素人向きではないことも多いですよね。
料理のレシピにしてもそうですが、結局はプロの手法を参考にしながら自分なりにアレンジするのが一番のようです。
と言う訳で、今日は中華鍋で青菜(せいさい)の古漬けとイカの中華風炒めものを作りました。
07/08/29 @ 02:48 PM JST [続く……]
アオサギが飛んで行く

夕暮れの空をアオサギが飛んで行きます。
コンドルがアンデスの空を飛ぶ風景は雄大にして詩情豊かで、彼のポール・サイモンをして「釘よりは金槌の方がいいや。」とか「カタツムリかスズメかって言われたら、スズメを取るなあ・・・。」なんてことを歌わせるんでしょうけど、ねぐらに帰るらしいアオサギの飛翔をみていてもせいぜい「何を食ってるんだろう?」くらいのこときり思い浮かばないのは私の浅薄な知性と貧困な発想のせいですね。
それはそれとして、アメリカまで行って「Why don't you call me, Madame Sushi?」などと恥さらしな売込みをした防衛大臣が、自分には関係の無いことの責任をとって新内閣での大臣任命を前もって辞退したとか。
「マダム・スシって呼んで。」などという感覚も理解できないけど、無関係なことの責任を取るという論理も理解不能です。
「私をとるか、小沢をとるか。」などと大見得を切ったくせに、どこ吹く風みたいな顔で「美しい国」などと言っている総理大臣も理解できませんけどね。 安倍さんも鮨夫人の爪の垢でも貰えばいいのに。
ただ、私が今、最も心配していることは今後の日本の鮨がひどく不味いものになるんじゃないかということです。 それに「鮨は手垢が付いて薄汚れた不潔な食物」というイメージまでもが定着しそうです。
もっとも、本人がいくら望んでも「Mme. Sushi」なんて呼ぶ人は誰も居ないでしょうから、私の心配も杞憂に終わりそうで何よりです。 「Mme. Zosui」とか「Mme. Yaminabe」くらいなら呼んでやってもいいかな・・・。
07/08/28 @ 09:13 AM JST [続く……]
秋あかね

雲母の破片が風に舞っているように、キラキラと光りながら無数のアキアカネが飛ぶようになりました。
日中の気温は27、8℃まで上がるのに、朝は10℃前後という日が続いています。 寝るときは毛布が必要です。
07/08/25 @ 04:57 PM JST [続く……]
ムーランと裏ごし器とチンギス・ハーンの末裔の関係

ムーランの便利さに感心しながら日本料理の道具はどうしてあんなにも不便なままの姿で生き残っているんだろうと不思議になりました。
例えば裏ごし器、すり鉢、おろし金・・・使う食材や調理方法の違いもあるのでしょうが、どうも文化の違い、つまり道具に対する考え方の違いがあるようにも思えます。 それに、フードプロセッサーやジューサーを使ったり、電動式のスライサーを使ったりする事は手抜きをしているようにも考える傾向があるかも知れませんね。
不便さ、非合理性を克服し、使いにくく手入れの面倒な道具類を使いこなしてこそ料理・・・ってことなんでしょうけど、この種の理不尽さは日本文化のかなり重要な要素になっているような気がします。
相撲の世界なんてのは日本人から見ても理不尽と非合理と矛盾の塊りみたいなもので、騎馬軍団で遠くヨーロッパまで遠征したチンギス・ハーンの末裔がその理不尽さに振り回されてふて腐れちゃうのも無理は無いんじゃないかなあ。
07/08/22 @ 02:27 PM JST [続く……]
盆を過ぎれば突然の秋

大井沢の本当の夏はせいぜい10日か2週間ほど。 お盆が過ぎれば秋風が吹き、明け方は寒いほどです。
月山スキー場の駐車場まで登って行くと突然視界が開け、遠くに朝日連峰、そして手前の谷あいに伸びる大井沢の集落が見えます。 私の小さな棲家もこの風景の中に溶け込んでいます。

今朝、妻の畑で沢山のトマトが取れました。 ムーランで皮と種を取り除き、ジュースを煮詰めてソースにします。
冷凍保存して来年の夏まで使い続けます。
07/08/21 @ 10:29 AM JST [続く……]
大井沢の夏祭りは盛大に

この夏一番の暑さを更に盛り上げようと、アブラゼミがテラスの柱にしがみついて大騒ぎをしています。
ふと、蝉時雨という言葉は暑さを象徴しているのか、単に多数の蝉が鳴き競っている状況を表現しているだけなのか、そして蝉は特定の蝉を指しているのか、いっせいに鳴いている蝉なら何でもいいのか・・・などと思ったりします。
もう、大井沢ではヒグラシの声を聞かなくなり、今はアブラゼミとツクツクホウシばかり。 ミンミンゼミはまだです。

8月14日は大井沢夏祭りです。
麻布十番の夏祭りをしのぐ盛大さです。 会場は生徒数の減少でこの4月から休校になってしまった大井沢小学校跡。 屋台があり、カラオケ大会があり、婦人会有志の盆踊りもあります。 アブだって人出の50倍くらいは集まってきて、それはそれは大変な賑わいでした。
焼き鳥、ソース焼きソバ、そして生ビール・・・たまりませんね。
07/08/15 @ 03:36 PM JST [続く……]
オシドリを殺す

昨日の夕方、車庫から出そうとしていた車の後部で何かが当たったような鈍い音がしました。
気になって、車に乗ったまま後方を確認したのですが何も障害物のようなものはありません。 そのまま出かけて戻ってくると、車庫の前に小動物の死体のようなものが転がっていて、飼い犬が車の中で大騒ぎをしています。
鴨でした。 首の骨が折れていて、朝日山の家のご主人に見せたらオシドリの雌だといいます。
可哀そうなことをしてしまいました。 庭の植木の中にでも居たのでしょうか。 車庫から出てくる車に驚いて飛び出し、衝突してしまったようです。
空を飛び、水上を泳ぐオシドリが庭先で交通事故に遭遇するなんて考えても見ませんでした。 でも、私が殺してしまったような罪悪感が残っていて、「仕方がない。」では割り切れないものがあります。
形見に羽を1枚貰って、妻と二人でプラムの木の根元に埋葬しました。
(勿論ですが、CDCをいただこうなどという不謹慎なことは思いもしませんでした。)
と、まあ、そんな訳で、「とりぱん」の世界のように野鳥や野生の動物は滑稽でユーモラスであると同時に、時にはとても悲しい存在でもあります。
こんなところで生活をしていると、エコロジーもスローライフもロハスもクールビズも関係なく、自然や野生に対して謙虚な気持ちなってきます。
07/08/12 @ 10:50 AM JST [続く……]
「とりぱん」届く

amazon.co.jpから妻宛てに本が届きました。
「何も注文してないのに・・・。」などとブツブツ言いながら荷物を受け取った妻が「あら! U猫ちゃんからだ。」と叫んでいました。
彼の伝説の美人記者、BCNで鳴らした三浦女史からの贈り物です。
これが結構面白いのですが、話題があまりにも身近過ぎて意外に笑えません。 漫画ですから、かなりオーバーに表現され、デフォルメされているはずなのですが、全くオーバーでも何でもなくて我が家の周辺で起きている現実そのもの。
いや、大井沢で起きている諸々の方がこの漫画よりははるかに漫画的かもしれません。(面白過ぎて当Blogには書けませんけどね。)
07/08/11 @ 05:27 PM JST [続く……]
暑さの表現

「暑さ」を写真で表現するのはひどく難しいことのように思います。
熱気で霞んだ山の風景は絵にしてしまえば爽やかな高原の涼しさにも見えるし、太陽に焼かれて白く光る河原の石だって写真に撮ればただの川岸だし、結局は麦わら帽子をかぶって汗だくになっている甲子園の観客ってことになるんですかね。 人にもよるのかも知れないけど、寒さの表現の方がはるかに簡単なように感じます。
どうも、日本民族は寒さに関してはかなりのこだわりがあったのに、この夏の暑さとは真面目に向き合おうとはしないまま来てしまったような気がします。
風鈴や鉢植えの朝顔でごまかしたり、ノキシノブの鉢を吊るしてみたり、団扇の絵を涼しげなものにしたりと言った演出や小道具で暑さを「見なかったこと」にしてやり過ごそうとしていた気配です。 夏の最も暑い時期に「立秋」などと言うのもそのごまかしの一つで、夏そのものも無かったことにしたいのかも知れません。
もっとも、近代化される前の日本の夏は風鈴の音でも聞いていれば涼しくなれる程度の暑さだったんでしょうけど。
07/08/11 @ 11:18 AM JST [続く……]
もう残暑? で、美空ひばりはなぜテレサ・テンになれなかったか。

梅雨が明けたばかりだというのに、テレビの気象予報士は「残暑が厳しいでしょう。」などと変なことを言います。
え? 「暑中見舞い」なんてことを書いたばかりなのに「残暑だって?」と広辞苑を引いたら、「立秋後の暑さ。」なんだそうです。
で、立秋っていつだ?と思ったら太陽暦の8月8日頃だとのこと。 9月8日なら分かるんですが、暦の季節感には納得の行かないものが多いですね。
07/08/09 @ 11:54 AM JST [続く……]
川風の吹き抜ける大井沢から暑中お見舞い申し上げます。

大井沢でも日中は30℃を越える日々が続いていますが、風が吹き抜ければ一気に快適になります。
テラスの先に山百合が咲き始めました。 盛夏です。
いつの間にかアカショウビンの声が聞こえなくなっていて、ウグイスの声も急に少なくなったような気がします。
07/08/06 @ 10:34 AM JST [続く……]
台風が運んで来た暑中見舞い・・・金沢<みやむら>のどじょうの蒲焼

今年もまた金沢<みやむら>のどじょうの蒲焼が届きました。
全てに粟のような卵が入ったどじょうです。 卵の粒々の歯ざわりも楽しいのですが、炭火で焼いたときのほのかな煙の匂いがなんとも言えません。 林さんからです。
日本海の酒田沖を通り過ぎた台風は雨を降らせただけで、大井沢には風の被害も無かったようです。
どじょうの蒲焼でこの夏も乗り切れそうです。 少なくとも、中国産うなぎの蒲焼よりははるかに効き目があるに違いありません。 (ちなみに、ちょっと気になって飼い犬のドッグフードを調べたら「Made in USA」とのことなんですが、原材料の原産国までは表示がありません。 気になります。)
07/08/04 @ 03:52 PM JST [続く……]
柚子胡椒にはまる。

実は、柚子胡椒なるものにはまっています。
以前から九州の大分には柚子の皮と唐辛子を原料にした<柚子胡椒>なる調味料があるということは知っていて、もうずいぶん昔にお土産に貰った記憶もあるのですが、それ以来すっかり忘れていました。
最近になって、妻が柚子胡椒の味を知らない、と言うので東京の娘に麻布十番のピーコックで買ったものを送ってもらいました。
素麺のつゆで試してみてすっかりはまってしまいました。 インゲンのおひたしは別物に変身しました。 以来、色々なものに加えては試しているのですが、これはもうどうしようもなく凄いものですね。 次はスパゲティと合わせてみようなどと思っているのですが、少なくともアンチョビとは合いそうな雰囲気です。
当然のことですが、これにも有名ブランドとか名品とか老舗の味などと呼ばれるものがあるんでしょうね。
07/08/03 @ 01:33 PM JST [続く……]
寒い朝の次は暑すぎる午後

梅雨明けと同時に朝日連峰は火焔山と化し、河原は灼熱のタクラマカンとなりました。
8月2日目の午後3時は33℃。 無理やり私を散歩に連れ出した飼い犬もあまりの暑さに恐れをなして、5分で引き返してしまいました。 夕方6時、日が西の山に隠れると同時に気温は一気に5℃も下がります。 深い森の緑と、村を縦断して流れる寒河江川のおかげです。
テラスの下の池をカルガモの幼鳥が大急ぎで逃げて行きます。
07/08/03 @ 09:56 AM JST [続く……]
8月最初の朝は気温10℃

いくら何でも8月になって気温10℃はやり過ぎじゃないかと思います。
朝5時半の散歩は長袖シャツにゴアテックスのジャケット。 カメラを持っている手がかじかむほどの寒さでした。

妻の畑ではやっとトマトが赤くなり始めています。
今朝の収穫はズッキーニ、キュウリ、サヤインゲン、そしていくつかのトマト。
07/08/01 @ 01:37 PM JST [続く……]